第40回関西誠鏡会総会・懇親会&同期会

「気にせんでいいっちゃ、みんな身内なんやけ」

北九州人らしい大雑把さで、幹事の方々に温かく見守っていただいた当番期から早3年。今年もまたアットホームな関西誠鏡会総会・懇親会が開催されました。

時は平成29年6月24日(土)、場所は大阪城の南西隣に位置するホテルプリムローズ大阪、テーマは「輝跡 KISEKI ~40回、その先へ~」。設立40回目という節目を意識した総会および懇親会でした。

 

■総会・懇親会

当番期の38期さんは、当初のメンバーが男性ばかりわずか3人と、私たちの時以上に不安を抱えながらのスタートだったようです。けれどもその運営たるやスマート且つほっこり。ワンダフルでした。

 

懇親会オープニング、あでやかなドレスに身を包んだ3人(4人だったかな)の乙女たちが登場し、「おっ」とみんなの注目を集めます。

 

行われたのは弦楽と声楽のプチコンサート。格調高く優雅でありながら、関西人らしく笑いも取れば「一緒に歌いましょう」とも言ってくる。会場の雰囲気は一気に盛り上がりました。

恒例の抽選会では、なんとすでに運営側が厳正なる抽選を行っており、スクリーン上に景品と当選者がどんどん発表されていきます。話に夢中になって注意を払っていなくても、名前を貼られた景品が笑顔と共に運ばれてくる。手際よくチャッチャと捌いていく様は非常にクールで気が利いていました。

 

年に1回の総会・懇親会では何が目的といって旧交を温めること以上のものはありません。ヘタにゲームなどで邪魔してくれるなという会員たちの気持ちをわかってらっしゃる。それを思うと、長々じゃんけん大会をし続けてしまった我々の懇親会は申し訳ありませんでした。

 

それから、今回事前に募集されていた「我が心の八高エピソード」では、体育祭応援団の打上げで酔っ払った後輩たちに、自宅をゲロゲロまみれにされた事件を投稿した甲斐君が2位(でしたっけ)に選ばれました。

冊子にまとめられた他の方々のエピソードを読むと、恥ずかしい系、甘酸っぱい系、やんちゃ系、仰天系、それぞれにその姿が目に浮かび、また自分のことも思い出し、いっとき感傷に浸りました。

 

素晴らしかったのは会だけではありません。パンフレットがまた内容といいオールカラーツルツル紙の装丁といい充実していました。

顧問の大先輩3名を酒席にお招きし(なかなかできることではありません)お話しいただいたものをまとめて関西誠鏡会の軌跡を辿り、現役八高生のバレーボール選手と顧問の先生へのインタビューによって、現在へ連綿と続く八高の姿を描いてみせ、読む者は自ずとその先へ思いを馳せるよう誘導されていきます。

「輝ける奇跡のような軌跡、そしてその先へ」というテーマに沿うてきているではありませんか。関東からいただいたテーマ「会いたい」を何の発展もさせずに取りあえず据えといただけの自分たちと大違いです(笑)

 

 

さあ、そんな自分たちですが、今回総会に参加したのは福岡から梶田美保さん(ありがとう♡)、関東から往復夜行バスで本戸義信君(ありがとう♡)、関西在住の猪熊伸哉君(はじめまして♡)、甲斐純一君、佐藤誠哉君、田中澄人君、成重孝文君、吉田ユミさん、私の計9名。

■二次会(同期会)

さんざん喋って食べて飲んで校歌歌って八高ファイトもやってお開きとなった後は、どうする?などとはもはや考えることもなく曾根崎の「バーKAWA1」へGO。通常6時開店のところを、無理矢理5時に開けさせてなだれ込みました。

 

周到にも梶田さんが差し入れてくれた天心が冷やされて待っており、一同有難く頂戴いたしました。こちらへは北海道の北岡文生君(ありがとう♡)と佐々木一任君の二人のゴッドハンドも加わり、一層賑やかで陽気なパーティーとなりました。懐かしい歌もたくさん歌われました。

甲斐君の高音「六本木心中」、今や海援隊より佐藤君を思い出す「思えば遠くに来たもんだ」、関西誠鏡会役員を引き受けてくれた奇特な田中君の「MONEY」(浜省)、本戸君の透明感あふれる「思い出がいっぱい」、ピコちゃんと佐々木君の大人な「ロンリーチャップリン」、ユミさんと北岡君の胸キュンな「白いギター」(チェリッシュ)等々。

いずれも素敵でしたが、わたし的には本場アメリカ仕込みの発音で「素顔のままで」(ビリージョエル Just the way you are)を歌った成重君に一等賞を差し上げたいと思います。

最後は、終電の時間に迫られて、ろくすっぽ挨拶もしないままバタバタとお別れしましたが、どうぞ皆さんお元気で。ではまた。

 

※このレポートを書くにあたり、あやふやな点を何人かに問い合わせたのですが、みんな「自分のことすら覚えてないやー\(^^)/」と。皆さんごっつええ感じです。

矢羽野芳枝