ご挨拶


実行委員長 立花昭一


昨年の11月12日、第90回誠鏡会総会の中で、先輩方の思いのこもった誠鏡の鍵を引き継ぎました。私たち35期生が、当番幹事として歩み始めたわけです。

 

その私たちが忘れてはいけないのは、やはり昨年の3月11日、あの東日本大震災ではないでしょうか。大震災は、速い社会の流れに漂う私達に自分自身を、そして、人との絆を見つめ直す機会を与えました。しかし、私たちはいつまでも立ち止まっているわけにはいきません。

 

そこで我々は、第91回誠鏡会総会のテーマを『雄飛』と定めました。 

『雄飛』とは、意気盛んに活躍するという意味の言葉です。この『雄飛』は、校歌の歌詞の中に登場する懐かしいフレーズでもあり、今の苦境から私たちが世代を超えて立ち上がっていく思いを表す最適な言葉だと言えます。

 

苦しい今だからこそ、誠鏡会総会に集い、友と再会し、語り合おうではありませんか。懐かしい同窓生との会話は、きっと若きあの頃の気持ちを呼び覚まし、心にエネルギーを充填することでしょう。

 

そして、一人一人の思いを結集して、明日に向かって歩き出しましょう。一人一人の雄飛は、それがどんなに小さなものであろうとも、みんなの大きな雄飛へとなり、明るい明日へ私たちをきっと導いてくれることでしょう。

 

『次代を担う若い世代へ』  先輩として夢を与えるエールを!

『被災地だけでなく日本全体へ』 誠鏡会としてエールを!

『少し立ち止まり気味な自分へ』 雄飛するようなエールを!

 

 

私たち35期生は、第91回誠鏡会総会が、そんなあすへのエールを送る総会となることを願い、全力で総会運営に携わらせていただきます。奮ってご参加ください。総会当日、皆様にお会いできることを心より楽しみにしております。